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岡山特産の横野和紙

DSC01203.JPG今日は横野和紙のご紹介です。

岡山県の北部に津山市があります。

津山市から車で約20分上横野(かみよこの)の上田手すき和紙工房から特産の三椏を使った和紙が入荷しました。

一枚一枚丁寧に漉かれ天日干しされています。

三椏が原料の紙は繊維が短くなめらかな紙面で、かな書道や版画に特に向いています。

DSC01201.JPG一番手前(左)が、ガンピ紙。つやがあって虫もつきにくく、保存用の紙としても好適です(今年入荷したてです)。

次は、楮(こうぞ)ベンガラ染め、赤と、黒ベンガラを使った黒色の紙。

色あせしにくいので、額のマットなどとしてもお使いいただけます。

 

 

DSC01204.JPG手差しのプリンターなら印刷も可能。

最近はプリンターの性能がいいのである程度の厚みがあれば難なく印刷できるみたいです。

にじみの程度もまったく気になることは無く、プライスカードやお店のメニュー表に使って頂くこともあります。

写真は、和紙ができるまでの様子です。

 

DSC01202.JPGこれは、楮紙の荒っぽい繊維を漉きこんだ横野和紙にしては珍しいタイプの紙です(一番左)。

光に透かすときれいだと思うので、そのまま灯り(ランプシェード)に使ったり、柿渋や墨で、色を入れたりしても、素朴で面白い表現が出来ると思います。

 

 

 

これから寒い時期が、水温が下がって、雑菌が少なくなり、一年で一番いい和紙ができるときです。

和紙は、漉きたての時と、2~3年経ってからのものとは、墨の乗り具合、強度、など変わってきます。

その変化も、和紙の特徴だと思います。

色々楽しみながら、生活の中に和紙をお使いいただけるようなご提案ができるようにしたいです。

お店にお越しの際はお気軽にお声かけくださいませ。

よろしくお願いいたします。

                             〒700-0822 岡山市表町1-2-36

                                   わがみや うめだ ℡ 086-231-3371

 

 

 


タグ:和紙
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